気になるいぼは治療で改善!【液体窒素療法が多く採用】

液体窒素とレーザーの処置

ビフォーアフター

ウイルスの場合は早めに

皮膚科でのウイルス性いぼの治療は、液体窒素療法が多く採用されています。保険が利き、有効性が認められているからです。液体窒素を付けた綿棒を病変部に塗ると白く凍ります。その後しもやけ状態になって、数日後には水疱が、1、2週間後にできたかさぶたが取れれば治療は成功です。大きなものや沢山できている場合は一度で取り切るのは困難なので、芯が取れるまで何度も繰り返します。液体窒素の効果は1週間くらいで弱まるため、あまり日数を空けないで通院することが大切です。手の平や足の裏にできたものは特に頑固なので、もっと深い部分に浸透させられるジェットスプレー式液体窒素療法を導入している皮膚科もあります。それから、炭酸ガスレーザーで治療を行うクリニックも少なくありません。美容外科や形成外科などで行われており、クリニックによっては保険が使えます。レーザー前には局所麻酔をするため、液体窒素よりも痛みが少ないです。病変部だけに絞って熱を発生させて削れる働きで、健康な皮膚が傷まないことや、一度の治療で終了する確率が高いことなどがメリットです。レーザー照射後は患部を冷やし、薬を塗り、場合によっては保護テープを貼ります。翌日や1、2週間後に診察して経過を確認、いぼが取れていれば治療は終了です。いぼの原因となるウイルスは、ヒトパピローマウイルス(HPV)といって、様々な遺伝子型があることがわかっています。傷口から感染しますが、ウイルスの遺伝子型によって、できるいぼのタイプが違います。例えば、手足や顔に出てくるのは、HPV2型や27型、57型の感染による尋常性疣贅です。それから、顔に出やすいものにはHPV3型や10型の感染による青年性扁平疣贅があり、魚の目のように見えて足裏に出るものは、HPV1型の感染による足底疣贅です。この他、HPV6型や11型による尖圭コンジローマやHPV16型によるボーエン様丘疹症など、様々なタイプがあります。プールや銭湯などで移る確率が高いウイルスですから、家庭や職場などの日常生活で感染したり人に移したりといった心配は少ないです。ただ、傷を作りやすい職業の人は感染しやすい傾向にあります。市販薬で自分で治すことは難しく、また削ろうとして悪化させることも少なくありません。長いこと放置していた人や治療を途中で止めた人などが難治性になっていることが時折見られます。ウイルスは皮下で広がり、いぼが大きくなったり広がっていったりするため、下手に自分でいじらず、早めに治療を開始することが大切でしょう。

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